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Storageコンポーネントは、プロジェクトディレクトリの範囲外にあるディレクトリにファイルを保存するためのコンポーネントです。

ワークフロー内のファイルはWHEELによって管理されており、実行中に生成されたファイルや変更されたファイルはcleanup projectボタンをクリックすることで実行開始前の状態に戻されます。

同じプロジェクトを設定を変えて繰り返し実行するような場合などプロジェクトの初期化後にも保持したいファイルは、input files/output filesの機能を用いてStorageコンポーネントに転送することでWHEELの管理外の場所にファイルを保存することができます。

Storageコンポーネントに設定できるプロパティは以下のとおりです。

host

hostには実際にファイルを保存するホストを設定できます。

localhostが指定された場合は、WHEELサーバの動作するマシン上にファイルのコピーが保存されます。
localhost以外が指定された場合は、リモートホスト上にファイルのコピーが保存されます。

directory path

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directory pathに指定したディレクトリ下に、storageコンポーネントに転送されてきたファイルをコピーします。

directory pathがプロジェクトディレクトリの範囲内に設定されていると、プロジェクトの初期化時に消されてしまいます。 WHEELでは設定したdirectory pathがプロジェクトディレクトリ内かどうかの判定はしていないため、プロジェクトディレクトリ外のpathを設定することを推奨します。


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